<競馬場へのアクセス>
ホーチミンの競馬場はPHU THO(プートゥ)スタジアムというところにある。
ホーチミン市中心部からタクシーだと25,000VDN(ベトナムドン)から35,000VDNもあれば行ける。
ちなみに1VDNが約0.007円ほどだ。10,000VDNで約70円、米ドル$1が約15,000VDNである。
道路の混み具合にもよるが、だいたい20〜30分もみておけばOKだ。
ベトナムに限らず、東南アジア諸国ではタクシーのぼったくりも少なくはない。ベトナムは社会主義の国
なのでまだ多少は安全だが、不安な人はホテルに呼んでもらったタクシーを利用するようにしよう。
ここでちょっとベトナム(大都会ホーチミン)の物価について説明すると、
・ベトナムコーヒー 10,000から20,000VDN。冷房の効いた喫茶店での価格
・フォー(ベトナムうどん) 5,000から15,000VDN。路上で食うのとレストランで食うのでは価格差大
・ボトル入りミネラル水 4,000VDN
・タクシー初乗 13,000から15,000VDN。タクシーの大きさで料金に違いがある。ガソリンが高いためタクシーはちょっと割高。
ほとんどメータで走ってくれる。競馬場に無事着いたら景気よくチップをはずもう。
サイゴンレーシングクラブ公式ページを印刷して運ちゃんにみせれば言葉ができなくてもOK
<競馬場開催日>
原則、土日開催である。ただし旧正月などの国民的祝日などはやっていない場合もあるようだ。
シーズン開催なのかは不明。7月は雨季であったが開催していた。
行く前にレーシングクラブにメールで問い合わせたところ、2週間後に、
「毎週土日にやってるよ」
とたった一言しか返事がこなかった。
公式ページのレーシングプログラムも不定期更新で怪しい。
ホテルに泊まったらフロントに頼んで電話で問い合わせるのもいいかもしれない。
<入場券>
競馬場入り口に着くと、まずスポーツ新聞売りのガキがすっ飛んでくる。簡単な予想も載ってるから、とりあえず買っておこう。
一部2,000VDN(14円)。
一般スタンドは入場無料だと思うが、暑さを全く感じない人間以外はVIPルームがおすすめである。
有料席は、50,000VDNと100,000VDNの2タイプある。50,000VDNの席はおそらく外の冷房無し席。100,000VDNのVIPルーム
に迷わず入る。レストラン兼用のテーブル席につける(座席指定は無い)。
レーシングプログラムは中でタダでもらえるので、パドック派はこれで十分かも。
これが100,000VDNのVIPルーム
空いてる席についたら、ウェートレスのねえさんに飲み物食い物を注文できる。ここのベトナムコーヒーは美味い。
VIPの証、入場券。入り口のおっさんに見せて階段を上がる。
<馬券の種類>
単勝(WIN)、馬単(EXACTA)、3連単(TRIFECTA)、4連単(QAT カルテット)がある。ただし4連単は指定レースのみのようだ。
つい最近までベトナム競馬にはトータリゼータが無く、馬券は限られた数しか売らない(人気馬券が売り切れる)という
日本では経験できない発売方法だったのだが、現在はトータリゼータが導入され、欲しいだけ馬券が買えるようになって
しまった。もちろんオッズもリアルタイム(のように)でモニターで見れる。
表示されるオッズは10VDNに対する払い戻しなので、気をつけよう。
土日の売上合計がおそらく1,000万円にも満たないはずなので、どかんと勝負するとオッズが一気にさがる。
単勝は締め切り10分を切るくらいにならないとほとんど売れないようだった。
最低購入単位だが、これは確認しなかったのでわからない。恐らく一般スタンドでは5,000VDN(35円馬券)かそれ以下でも
買えるのではないかと思う。ちなみに私は最低一点25,000VDN(175円馬券)から購入していた。

これが馬券。6レース馬単4番一着流しヒモ1,5,7,9 各50,000VDN 合計200,000VDN(1,400円)。
<馬券購入の方法>
残念ながらまだマークシートは無い。窓口のネエチャンかオバサンに口頭で伝える。
英語のわかるネエチャンもいるが、ベトナム語ができないのなら、紙に書いて渡すのが確実だ。
5R EXA BOX
1,5,8
20,000
と書いて120,000VDNを出せば理解してくれる。
流し馬券なら
5R EXA
2→1,6,8,11
10,000
とかね
<馬と騎手>
一応、サラブレッド、とか新聞に書いてあったが、はっきり言って馬が小さい。
300KGくらいしかないんじゃないか、という大きさである。
ということは当然騎手も小さい。というか騎手のほとんどは小学3年生くらいの子供なのだ(笑)
負担重量(恐らく馬具を入れて?)が34〜40KGなのである。これじゃあ、田中勝春だって乗れない・・・
レースによって各馬の負担重量に+−4キロほどの差があるので、たぶん全レースハンデ戦なのではないかと思う。
HPの解説を見ると(私も英語は得意ではないが)、馬の背丈?でA、B、Cのカテゴリ分けがされて、それぞれ
距離が違う、らしい。賞金によるクラス分けはないのだろうか・・・

パドック。単勝1.4倍の一番人気だった馬。当然騎手は子供。結果はブッちぎり。
馬を曳く厩務員は咥えタバコでサンダル履きである。
返し馬らしきものはあるが、全部ゆっくり歩いてスタート地点に向かう
<コースと展開、タイムなど>
1000M、1100M、1200M、1250M、1500M、1900Mあたり。芝コースは無し。全部ダート、というか「土」。
本当に土なのだ。砂ではない。

ゴール前。写真判定の装置はないようだが・・・。どっかにカメラはある。
逃げ追い込み、みたいな脚質が馬それぞれにあるのかわからない。
確かに先行逃げ切りが多かったが、ほとんどの馬がゴール前100Mくらいでヘロヘロになる(笑)。
馬体が小さいのでバテるのが早いのかな。直線一気のごぼう抜きもなかった気がする。
レーシングプログラムには一応、過去の戦歴(距離、走破タイム、その時の1着馬のタイム、着順、頭数)などが載っている。
参考までに1200Mの勝ちタイムが、だいたい1:35秒前後。土だから一概に言えないが、JRAの未勝利馬が一緒に走ったら、
4コーナ入り口にきた時にもうゴールしているくらいのレベル差がある。
着差が5秒くらい離れてる馬がかなり混じっているので、人気はかたよる傾向があるようだが、馬単3連単の配当は悪くない。
万馬券も出ていたし。頭決めうち人気薄に流す、という方法が有効?
レースは場内モニターでも見れる。ただ馬の番号(枠)と帽子の色は一致しない、かつ、モニターでもズームされないので
ベトナム語数字が理解できないと、自分の馬が今どこにいるのか全くわからない。モニターにせめて先頭3頭の番号を出してくれ、
とサイゴンレーシングクラブにメールを出してみよう。
レースは12頭立て。スクラッチ(出走取り消し)も多い。半分取り消し、なんてのもあり。

VIPルームのモニタ。レースリプレイや参考レースも流れる。オッズもこのモニターで表示
ただし3連単オッズは上位人気40通り程度しか表示されない。
<払い戻し>
レースが終わるとしばらくして確定、払い戻しのアナウンスがある。モニタにも払い戻しが表示される。
何レースか当たったのだが、締め切り直前のオッズと確定オッズがかなり違う(半分になるとか)場合がある。
たぶん集計の表示がかなり遅いんだろうな。直前30倍だったのに、確定で14倍でがっくりきたこともあった。
払い戻しは売り場と同じ。当たり馬券を出せば、レジ横のディスプレイに払い戻し額が表示される。
900,000VDNの払い戻しを受けて興奮したが、冷静に考えたら\6,300。しかも500,000VDN購入したから勝ちは\2,800。
<一般席>
一般席は当然のごとく吹きっさらし。とにかく暑い。馬券オヤジも熱い。雰囲気は競輪場に近い。
屋台も出てるので、飲み食いはかなり安くあがるのだ。汁無し麺とコーラ飲んで\70で済む。
衛生面が心配だという人もいるけど、ハーブがたくさん入ってるから多少の殺菌はされてるでしょ。美味いから試してみてください。
一般席の馬券売り場は締め切り間際はかなり混む。

一般スタンドとVIPスタンド。写真には無いが、スタンド前には屋台が数台並んでいる。

レースは1R開始が12:45 最終は16:30 約40分間隔で7レース行われた。
最終7Rに1,000,000VDNの大勝負。ベトナム一般労働者の平均月給だ!が、見事ハズレ。
心をベトナム人にしてスリルを味わうのもよし。
<終わりに>
一般スタンドには「公認?ノミ屋」もいるらしいが、ベトナム語はまったくわからないので見つけられなかった。
競馬場の払い戻しと同じオッズらしいので、ブックメーカーではなくノミ屋らしい。
帰りは出口にタクシーがたむろしているので足は心配なし。心細い人は、来た時のタクシーに多めにチップ渡して、
帰りも迎えに来いや、と言えばいいだろう。ホテルから乗ったタクシーなら安心度も上がる。
私は行きのタクシーの運ちゃんに15ドルの破格のチップを渡したら、帰りは1時間前から待っててくれて、
夕食のレストランは現地の人もお勧めの旨くて安い素晴らしいレストランに連れてってもらった。
ギャンブラーはケチッてはいけないのだ。
この国の経済とベトナム競馬発展の為に、じゃんじゃんお金を落としましょう。
また、ホーチミンから120キロ、Vung Tau という所には「ドッグレース」場がある。
タクシーの運ちゃんにも聞いたのだが、どうもナイトレース主体のようだ。犬もグレイハウンドみたいだし面白そう。
HPは全てベトナム語。全く理解不能。だがHPを見る限りかなり気合が入ってるようだ。次回は体験してきますのでご期待を。
※サイゴンレーシングクラブのHPには18歳以上であれば外国人でも馬主になれると書いてある。
賞金体系をみると、1着で\35,000から\80,000程。どん尻で\3,500の賞金だ。物好きな人は馬主にチャレンジしてみてください。
※海外の競馬では、個人でお金(賞金)を出してそのレースの協賛者になれる制度がたまにある。ベトナムならかなり安い金額でできるかも。
サイゴンレーシングクラブに問い合わせメールを出してみたが返事はまだこない。
※ここに書いた情報は勘違いしてることもあるかもしれないので注意してください。ただし嘘は書いてません。